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ふるさと企業の魅力紹介

有限会社クレアツーワン(山口市)

 独自のごま油を作る技術とノウハウをもとに、一度、味わっていただければ、ごま本来の美味しさに感動を与える魅惑のほんものごま油「地あぶら」の復活に向けた取組を行い、最高峰のごま油を搾る「山口ごま本舗」を展開している有限会社クレアツーワンの上村光徳社長にお話しを伺いました。

― 創業の経緯について、お聞きかせください。

 元々、私は商社勤めをしていたのですが、家庭の事情で山口に戻り、観光土産卸をしていました。平成11年にクレアツーワンを設立し、主に、北九州のスペースワールドでのお土産物などを中国で製造し卸していました。
  社名は、「ごま」と関係はありませんが、「クレア」は「創造」を意味するスペイン語から、ツーワンは、21世紀と、私の生まれた年からとったものです。
 「ごま」に取り組むことになったきっかけは、土産物を取り扱う中で、中国から輸入していた「ごま」の加工品があったのですが、中を空けてみると、酸化していて、こんな商品は売れない、それなら、「安心できる商品を自らやってみよう」と思い立ち、自社での製造販売を始めたのがきっかけです。
 平成20年に、これまでごま商品の製造と並行して行ってきたお土産卸販売から撤退し、「山口ごま本舗」による、ごま1本で挑戦していくことを決心しました。

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《山口ごま本舗》

― ごま油の製造について、御苦労された点をお聞きかせください。

 ごま油は白ゴマから作るのが主流で、市場には黒ゴマ油はありませんでした。
 また、私は元々、ごまに対して知識があった訳ではなかったので、最初は、自らプランターにゴマを植えて、栽培するところから始めました。
 黒ゴマにはポリフェノールが含まれていて健康上での利点はあるかと思いますが、表皮が堅く、油量が少ないといった課題もありますが、敢えて、昔ながらの手づくり低温圧搾による黒ごま油に挑戦してみました。
 最初は、搾ったごま油は黒く、とても商品になるようなものには思えなかったのですが、2〜3ヶ月後に、固形物と分離して、搾汁の上層部に透明なごま油ができて、製品としていけるのではないかと目途が立ちました。今も、最初に自分が試作した搾り機を置いていますが、試行錯誤の連続でした。

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《低温圧搾によるごま油の抽出》

― 自社のこだわりの商品を御紹介ください。

 優れた国産黒ごま約1kgから約300mlのごま油をつくります。搾る工程もごま本来の香りと旨味がひきたつ昔ながらの「玉締め搾り」と変わらない「新玉しぼり機」を開発し、使用しています。
 ろ過も風味を損なわず、雑味がでないよう1ヶ月から1ヵ月半かけてゆっくりと和紙でろ過し、また、薬品や添加物は一切使用せず、きれいなごま油が完成します。
 『安心・安全・健康』を第一に考え、上品で風味の良いごま油を製造しています。
 商品としては、黒ごま油を主軸として製造するほか、ごま油を使用した商品としては、ごまドレッシング、ごまマヨネーズ、ごまポン酢など、また、ごまの加工品としては、すりごま、いりごま、ごまふりかけ、ごまきなこなど、さまざまな商品を取り揃えています。
 テレビ番組やマスコミなどにも取り上げていただき、反響は大きいですが、一過性のものでなく、長く御愛用していただきたいと思っています。

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《国産黒ごま油》

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《ごまドレッシング》

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《黒ごまマヨネーズ》

― 商品の売り込み方法について教えてください。

 ごま油の商品デザインについても、シャネルのデザインをしているところにお願いしてもらうなどのこだわりをもって作っています。
 スーパーや道の駅などにも商品を置いてもらったりしましたが、どうしても商品の価格帯が高いことから、こうした所ではあまり売上はよくありません。中小企業にとって、こうした営業力は弱いため、行政の支援があると助かります。
 弊社の場合では、東京の三越日本橋店で出店させていただいたり、また、やまぐち産業振興財団の御支援をいただき、東京ビックサイトで開催される「スーパーマーケットトレードショー」にも出展させていただくなど、行政や支援機関からのバックアップをしてもらい、助かっています。
 平成20年に、「山口県産黒ごま」を原料として、昔ながらの製法で製造したこだわりの「国産黒ごま油」及び「国産黒ごま関連製品」の開発・製造・販路拡大の取組における農商工連携の取組として国の認定をいただき、また、平成22年には、ごま油をベースにしたラー油商品の開発及び販売において、経営革新計画の承認をいただきました。
 こうした行政からの認定や承認は、取引の上で信頼度を上げ、大きな効果がありますし、開発や販路開拓に支援してもらえることは、中小企業の弱点を補う上で大変助かる制度だと思います。
 こうした支援もあって、現在は、首都圏をはじめとして、全国からのお取り寄せ注文が定期的にあります。また、海外でも、主に香港、台湾の富裕層を中心に販売しています。

― 「地産地消」の取組について、お聞きかせください。

 現在、山口県産のごま油も製造しています。今はまだわずかですが、主に、萩市沖の大島で、ごまの契約栽培により、年間約600kg弱ほど栽培してもらっています。萩大島は四方が日本海に囲まれていて、潮風にもまれることから、ごまにストレスがかかり、他県のゴマよりも甘いという特徴があります。
 このごまから山口県産のごま油を製造していますが、1kgのごまから約300gしかごま油が採れませんので、山口のごまだけでは需要に追いつかず、熊本県産のごまによる「熊本県のごま油」も製造しています。
 また、原料となるごまの価格は、国内産のごまは国外産のものより価格が10倍も高く、結果、商品の単価も高くなりますが、首都圏を中心に人気があります。
 今はわずかですが、これから山口県の栽培面積を増やし山口をごまの産地にし、増産していき、他社には譲らない「日本一甘い」「体によい」「風味のよい」ごま油「地あぶら」を提供していきたいと思っています。

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《山口県産黒ごま油》

 現在、山口県産のごま油も製造しています。今はまだわずかですが、主に、萩市沖の大島で、ごまの契約栽培により、年間約600kg弱ほど栽培してもらっています。萩大島は四方が日本海に囲まれていて、潮風にもまれることから、ごまにストレスがかかり、他県のゴマよりも甘いという特徴があります。
 このごまから山口県産のごま油を製造していますが、1kgのごまから約300gしかごま油が採れませんので、山口のごまだけでは需要に追いつかず、熊本県産のごまによる「熊本県のごま油」も製造しています。
 また、原料となるごまの価格は、国内産のごまは国外産のものより価格が10倍も高く、結果、商品の単価も高くなりますが、首都圏を中心に人気があります。
 今はわずかですが、これから山口県の栽培面積を増やし山口をごまの産地にし、増産していき、他社には譲らない「日本一甘い」「体によい」「風味のよい」ごま油「地あぶら」を提供していきたいと思っています。

 低温圧搾という製法を追求したごま油を中心に販売を行ってきていますが、ごま油の使用頻度は少なく、販売量が見込めないということが課題でした。
 そのため、新たな取組として、エステ用やベビー用のオイルも作ってみたいと思っています。
 また、新たな活路として、ごま油を製造する際にでる「ごまの搾りがら」を活用し、より使用頻度が見込めるごま加工品の製造・販売に挑戦していきたいと思っています。
 弊社では低温圧搾により200℃以下で絞っているので、搾りがらも食べることができます。
この搾りがらと国内産のいわしを使った新商品として「ごま煮(だき)いわし」を発売し、航空機の機内食にも採用されたりしました。

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 また、ごま加工品として、スイーツなど搾りがらを取り入れた商品を開発して製造・販売していく予定です。既に試作品として製造した「ごまドーナツ」は、自慢のごま油の材料を活かして製造しているという点で品質が高く、また、ごまには食物繊維も豊富ですし、油を搾ったあとのためカロリーが低くヘルシーであるということが他社の商品にはなく、卸・小売店舗より高く評価され、既に受注も頂いています。
 こうしたごま油屋としての強みを活かしたごま加工品の自社製造を進めていく取組が認められ、このたび、『ふるさと投資』ファンドの投資先として決定されました。投資いただいた方をはじめ、みなさまに広く受け入れられる商品づくりをしていきたいと思います。

問い合わせ先

会社名 有限会社クレアツーワン
住所 〒754-0002
山口県山口市小郡下郷3380-1
TEL 083-974-2850
URL http://www.gomahonpo.jp/

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