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ふるさと企業の魅力紹介

株式会社サン精機(萩市)

  半導体関係・金型等の精密機械加工を主力に、自社製品として開発した「搾油機」の製造・販売も手掛ける、株式会社サン精機。
 蓄積した技術力と地域連携を武器に、新ビジネスへ挑む株式会社サン精機 楠牟禮 勲(くすむれ つとむ)社長にお話をうかがいました。

―会社の沿革、特色などをお聞かせください

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機械加工部品
(金型・医療部品)

 昭和48年、現会長の楠牟禮 正次がサン精機の前身である楠牟禮精機を設立します。当初は工作機械部品製造工場として開設しましたが萩市という立地条件では大型機械工業には限界があり電機メーカーの半導体治具等、小物の精密加工に特化した工場へと業態を変えてきました。
 観光地として有名な萩市ですが立型射出成形機メーカーの株式会社 山城精機製作所さんや、成形メーカーの鶴惣工業 株式会社さん等、プラスチック成形に関わる企業があります。その中で弊社も機械加工部品、プラスチック金型の設計製作等で協力させていただいております。
 半導体やプラスチック金型等、様々な分野の精密機械加工で協力させていただいておりますが、最近は医療機器部品の加工等も行っています。医療機器と言っても様々ですが当社が携わっているのは主に手術用の機器です。例えば、手術用のハサミなどがそれですね。特殊な道具ですので量産品ではありませんし、高い精度・品質を要求されます。中には専門医師の握り手サイズに合わせたものなど。当社がこれまで培った精密加工技術・設備を最大限に活かせる分野であると思っています。
 お蔭様で関係先より技術面で相応の評価を頂いていると自負しておりますし、最近ではそれを生かしビジネスフェア・展示会などにも出展し、当社のPRに努めています。

―加工品としては他にどのようなものがありますか

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バランストンボ(造形加工)

 当社のような精密加工部品を製作するためには高精度で加工できる最新設備も必要ですが、最も重要なのはそれを使いこなせる技術です。どんなに技術が発展してもそれを使いこなすのは人ですし基本的な技術(知識)がなければ 宝の持ち腐れになってしまいます。いわゆる“職人技”というものが必要なのですがその職人技も幅広くアナログ的なもの(手仕上げ等)からデジタル的なもの(3DのCAD/CAM等を使いこなせる)まですべてを兼ね備えなくてなりません。最新設備と職人技、これをうまく融合させなければ良いもの提供できないのです。
 それを示す事例で製作したのがバランストンボです。民芸細工を基に製作したのですが溶接等は一切使用せず一枚の金属板から削り出しています。これを東京の展示会に出展した時は「これはどうやって作っているのか?」との質問を受けるなど、かなりの反響がありました。

 その他では津和野の和菓子メーカー、三松堂(http://www.sanshodo.net/)さん から「源氏巻に可愛い顔の焼き印を入れられないか?」 と相談を受け、“笑小巻”シリーズの焼印製作に協力させていただいております。常日頃から100分の1ミリの精度を求められている仕事をしていますのでデザイナーさんのイメージ通りのものに製作できますし、ステンレス製するなど当社の機械加工技術を盛り込んだものになっております。
 当社のような機械加工部品の仕事というのは、基本的に裏方なので直接市場に出ることはないのですがこの仕事に関しては通常とは違った感覚で「この焼印デザインでどんな和菓子ができるのだろう?」とワクワクしながら楽しみながらできる仕事です。この焼印製作に協力させていただいて “ものづくり”の楽しさを改めて感じています。

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直圧型電動搾油機

―搾油機の販売が好調のようですね。開発の経緯や販売実績などについてお聞かせいただけますか

 5年以上前に遡りますが、石臼で搾る玉搾りという技術を鉄でできないか、機械加工できないかと、県(ならびに搾油名人と言われた徳地町の故石野十郎氏)から話をいただいたのがきっかけでした。自社製品として開発した「搾油機」には最先端の機械加工技術と昔ながらの玉搾り原理等を盛り込み、椿、ひまわり、エゴマ、ゴマ、お茶の実等、様々な種子から非加熱で高級油が搾油できます。
 誰でも簡単に扱える構造になっており、頑丈でかつメンテしやすいという利点を持っています。休耕田に胡麻を植えたり、ひまわりを植えたりして、油を搾って道の駅で売りたい。と言って購入された方や、胡麻油で有名な地元の 山口ごま本舗(http://www.gomahonpo.jp/)さん にも利用していただいています。小型搾油機の分野では国内唯一のメーカーとして北海道から沖縄、海外ではタイやスペインにも数台出荷し、累計で700台を突破しております。大手メーカーの研究開発部門をはじめ、東京の焼肉屋さんに至るまで幅広い事業者様にご利用いただいています。焼肉屋さんでは、しぼりたての胡麻油はユッケなどに使用し、他店との差別化を図っているそうです。
 ちなみに、価格は16万円〜で、個人のお客様から大学・研究機関まで用途に合わせた機種を取り揃えています。現在、搾油機は当社の売れ筋商品となっています。

―新たな事業展開に向けて色々と取り組んでいらっしゃるようですね。今後の抱負も含めお聞かせいただけますか

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こちらの商品をプレゼント。
詳しくはこちら!
2010年6月21日〜2010年7月20日18時まで

 今までは機械加工と搾油機という2本柱で営んできましたが2010年の春より「HAGI TSUBAKI」 というブランドを立ち上げ椿油の製造・販売を開始しました。
 萩市は日本でも有数の椿群生林を有し、“ツバキ”は市の花としても登録されています。また「椿町」「椿東」といった“椿”という漢字が使われている地区名もあり椿とは縁が深い場所でもあります。
 そのような中でさらに地元資源を有効活用できればと、自社製品「搾油機」とこれまで培った搾油技術を駆使した新事業を開始しました。
 椿油とは、椿の種子(実)を搾った油で、用途の広さは和製オリーブオイルとも言われています。高級食用油、整髪料として使われるほか、スキンケアなど全身に使えるオイルです。
 現状では食用椿油として販売しておりますが地元企業を中心に連携し、原料(椿油)を提供して化粧品・食品等の商品開発をしていただき萩市の新たなブランド商品として地域活性化に繋がればと思っています。
 また安定した原材料の確保のため、少しずつですが椿の植林も始めていますし、まさに地産・地消と呼べる商品だと思っております。

 このように精密機械加工から搾油機、椿油の製造・販売まで様々な事業を展開しておりますが、一貫して言えるのは、当社は“製造業”であるということです。あくまでも本業は“鉄削り・機械加工”ですがその固定観念に囚われることなく現在の設備・技術で何ができるかを考え、変化し続ける企業でありたいと思っています。長年の業歴の中で培った技術を生かし、さらに地域と連携しながら事業展開を図り当社理念に掲げている「顧客様にとって常に必要な存在」 を目指します。

株式会社サン精機より素敵なプレゼント!(2010年 6月 21日〜2010年 7月 20日 18時まで)

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問い合わせ先

会社名 株式会社 サン精機
住所 山口県萩市東浜崎町11-10
TEL 0838-22-7677
URL http://www.sanseiki.co.jp/

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